Dress brand ituwaは宇野雄一をメインデザイナーとして、2019年に誕生したブランドです。
ituwaのドレスを纏うことで、
知られていなかったその人の美しい側面や内面までもが引き出され、
かけがえのない1日が美しい逸話になることを願って。
そんな願いを込めて “ituwa(いつわ)”と名付けられました。
2nd collection “Sanctuary”では私、森理加もデザイナーとして参加。
ituwaのブランド立ち上げから携わり、宇野の思いや技術を近くで見てきた経験を活かし、
“ituwa”の思いを引き継ぎながらも、私らしいデザインを生み出していきたいと思っています。
今回の5th collection “Le jardin de Monet -モネの庭-“は
そんな私がデザインを手がけたドレスコレクションとなります。
“Le jardin de Monet -モネの庭-“
時間や季節、光や明かりによって表情を変えるドレスは
身に纏う女性の思いを乗せて完成する。
凛とした女性に憧れて、背伸びをして過ごすけれど
いつまでも心に持ち続ける少女のような思い
心に咲く、可憐な花のような思いを持ち続けて
儚くも、強く輝く、内なる魅力を後押ししてくれるコレクション
私のウェディングドレスとの出会いは大学3年生。
結婚式に参列したことがなかった私は、
就職活動で初めてウェディングドレスを目にしました。
ドレスサロンの空間とそこに並ぶドレスに魅了され
いつか自分でドレスを作りたい。
そんな夢を描いてこの業界に足を踏み入れました。
着てみたい、ではなく作りたいという感情になったことは今になって少し不思議に思います。
新卒1年目、ドレスコーディネーターをしていた頃に、今でも忘れられない経験をします。
初めてドレスの試着にいらっしゃった花嫁様。ずっと浮かない表情をされていました。
「私、本当はドレスなんて着たくないんです。。」とご自身の思いを正直に教えてくださいました。
年齢や体型を気にされており、露出の多いイメージのドレスには抵抗感があったそうです。
ドレスが嫌なら和装を紹介する?露出しないドレスを提案する?
いろいろな考えが浮かびましたが、その方に出会った時に思い浮かんだ1着を
「もし良かったら着てみませんか・・?」とご案内してみました。
私もドキドキしながらお着替えをしていただき、ヘアセットをし、アクセサリー、ベールをつけて鏡を見ていただいた瞬間花嫁様の表情がぱっと明るくなり少し照れくさそうに、でも少女のような笑顔を見せてくれました。
「私、このドレスなら着たいかも。。」
目を潤ませながら、そう言っていただけたことがとても嬉しく、また、その時の表情は私にとって、
ずっと忘れられないものとなりました。
長くなってしまいましたが、、
今回のコレクションは、私がウェディングドレスに出会ったばかりのときの
そんな経験と思いを大切にしながら
“結婚式”という特別な日に女性の「強く輝く、内なる魅力」を後押ししてくれる
そんなドレスを作りたいという思いがこもっています。
また、コレクション名である”Le jardin de Monet -モネの庭-“
画家であるクロード・モネは
自身のお庭を、さまざまな時間帯や季節に描き
全く違う表情の作品をいくつも描きました。
ituwaのコンセプト
私達が大切にしていること。
それは、だれが着ても同じイメージになる「ドレスが主役」になってしまうのではなく
その「ヒト」のパーソナリティが引き出され、
より美しく、背中を押してくれる一着になることを願って
同じドレスでも着る人のパーソナリティや季節、時間、環境によって
見え方は変わります。そのドレスを着たときの思いもそれぞれです。
ituwaのドレスを纏った女性が
自信を持って、人生のステージを歩めますように。
そんな願いを込めて。
新作コレクションは
1月29日(月)30日(火) 京都展示会にて初お披露目です。
(花嫁様の試着開始日については決定になり次第ご連絡をいたします。)
Dress brand ituwa 5th collection
京都展示会
2024年1月29日(月) 30日(火)
ACE HOTEL KYOTO – LOFT SUITE –
Free入場制
(ご予約を頂いている方を優先してご案内させていただきます。混雑している場合はロビーでお待ちいただくこともございます。)
ご予約/お問い合わせ ituwa@unodesign.jp (長谷)
Dress brand ituwa
Rica Mori